恐るべし100均の魅惑
我が家の子供は最近100均での買い物にはまっているようです。
学校からの帰りがやけに遅いなと思っていると、机にはダイソーのレジ袋が。
中にはマニキュアやちょっとした文房具、おやつなどが入っていました。
少ないお小遣いでもいろいろ買えるのが楽しくて、買い物の楽しさをこんなところから見つけ出したのかなと思います。
安いからってあんまり買いすぎてお小遣いを無駄遣いするんじゃないよ、などと注意したり、こんなものまで買ってきて…とあきれたり。
欲しくて買ったというより、買い物自体を楽しんでいるんじゃないかと疑ってしまいます。
そう考えて、待てよ、どこかで聞いたような…。
なんだかこの話、聞いた気がする、と思いました。
そう言って子供たちを学校に送り出した後、私はとある駅前のデパートに用事があって買い物に行きました。
その駅前には最近いくつもの100均ができました。
それぞれ特徴があってどこを訪れても楽しいものです。
ちょうど頼まれていた文房具があったので、それを探しに100均へ。
もちろん文房具だけを買いに行くのです。
100均につくと背の高い棚に所狭しとさまざまなグッズが並んでいます。
開店して間もないのに早くも店内は混みあって、みんながそれぞれにお目当ての商品を選んでいました。
そんな雰囲気につられて、私もついつい文房具以外の棚も覗いてしまいます。
あまりにもバラエティに富んだ商品が多いと、どれを見ても何か必要なものがあったかもと妙な買い忘れ感におそわれてしまいます。
そういえばこれも買っておこう、これがあったら便利、などと次々とかごへ投入。
お菓子の棚では以前から探していた「おやつわかめ」を見つけて、ガバッと大人買い。
なんだかんだでレジに並ぶと、結局お会計は3000円近くになってしまいました。
これが明らかに子供に遺伝しているんだなと思わざるを得ない買物ぶりに、さすがに自分でも反省しました。